【ゲーム会社で働きたい人必見】5分でわかるゲーム業界のトリセツ

【ゲーム会社で働きたい人必見】5分でわかるゲーム業界のトリセツ ゲームの仕事
サワト社長
サワト社長

こんにちは!
この記事を書いている僕は、ゲーム業界歴20年でゲーム会社の社長をしています。
経歴:プランナー→ディレクター→プロデューサー→社長(起業)

僕は企画職出身で4回の転職経験があり、応募側と採用側の両方を経験しています。

【悩み】ゲームを作る仕事をしたいけどよくわからない
・ゲーム業界ってなに?
・ゲーム会社にはどんな職種があるの?
・ゲーム開発はどうやってするの?
・ゲーム会社で働くにはどうすればいい?

記事の内容

ゲームを遊ぶことは多くても、ゲームはどうやって作られているかまではよく知らない人が多いと思います。
5分間でわかるボリュームでゲームの業界と仕事について解説します。

この記事を読むと、ゲーム業界の仕事がイメージできるようになります。

ゲーム業界について簡単に説明

ゲーム会社社長が起業1年前に転職活動した体験談【プランナー必見】

ゲーム業界の分類

同じゲーム業界でも、いくつかの分類に別れており、大きく分けると「コンシューマー」と「ソーシャルゲーム」の2つになります。

サワト社長
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ゲーム業界はデジタル系を指すので、カードゲームやボードゲームなどのアナログ系のゲームは「おもちゃ業界」に分類されます。

コンシューマー(家庭用ゲーム機)

PS4、Nintendo Switchなどの家庭用ゲーム機用のゲームを開発します。

スマートフォン向けゲームに比べて、開発規模が大きく、専用の機材が必要なので参入できる会社は少ないです。

ソーシャルゲーム(スマートフォン)

iOSとAndroidのスマートフォン向けのソーシャルゲームです。

ガチャによる課金システムのおかげで、ヒットするとコンシューマーに比べると簡単に儲かります。

10年くらい前からソーシャルゲームのヒットで株式上場した会社がたくさんあるほど、成長している業界です。
(最近は一段落して、勝ち組と負け組が極端になりつつあります。)

その他

ミニゲーム(スマートフォン)

スマートフォン向けのミニゲームアプリの広告収入で稼ぐビジネスモデルです。
開発費が安いので、規模の小さい会社が多いです。

アーケード

ゲームセンター向けのゲームです。
コンシューマーの大手ゲーム会社の一部門が開発していることが多いので、求人募集は少ないです。

パソコン(オンライン)

eスポーツの盛り上がりもあり、全世界の売上規模はコンシューマー、ソーシャルゲームと肩を並べるほど大きい業界です。

しかし、海外のメーカーが強いこともあり、日本のゲーム会社はほとんどありません。

パソコン(アダルト)

エロゲー業界と呼ばれ、18歳未満禁止のエロい絵とシナリオのアドベンチャーゲームが多いです。

ゲームがファミ通などのゲーム雑誌に載ることはなく、同人誌のように特殊な業界です。

一般のゲーム会社でも小さい場合、アダルトゲームのグラフィックだけを下請けしているケースは意外とあります。

ゲーム会社の分類

販売元(パブリッシャー)と開発元(デベロッパー)に分類できます。

パブリッシャー=大手ゲーム会社
デベロッパー=下請けの小さい会社

…と考えてOKです。

パブリッシャー

ゲームの企画、開発費を出す、販売宣伝するといった役割があります。

ヒットすれば大儲けでき、売れずにコケると大損するので、資金がないとできません。

デベロッパー

パブリッシャーの下請けとしてゲーム開発をします。

パブリッシャーからは開発費をもらってゲームを作るので、売れずにコケても損はしません。

サワト社長
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経営リスクは少ないですが、開発期間が延びるのに、追加費用をもらえないと、デベロッパーが社内の人件費を負担するので損をすることがあります。

サワト社長
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デベロッパーでもヒット作に関わり、稼いで資金を貯まると、パブリッシャーになる会社が多いです。

ゲームのジャンル

  • アクションゲーム
  • シューティングゲーム
  • ロールプレイングゲーム
  • シミュレーションゲーム
  • アドベンチャーゲーム
  • レースゲーム
  • パズルゲーム
  • 音楽ゲーム
サワト社長
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パブリッシャーでもデベロッパーでも、得意ジャンルを集中して開発する傾向にあるので、作りたいゲームジャンルがある人はそのジャンルのゲーム会社に就職するのが近道です。

ゲームの職種

ゲームプランナー

企画書、仕様書、データ作成、スクリプト作成、デバッグなど、雑用的なことも含めてなんでもやります。

ディレクター

開発の現場責任者としてチームをまとめて、進行管理をしながらゲームを完成させます。
ゲーム仕様を決定するので、プランナー出身のディレクターが多いです。

会社や個人のスキルによっては予算管理も担当します。

プロデューサー

ゲーム開発の責任者として予算管理をします。

ほとんどの会社では仕様の最終決定権があり、ゲーム開発の最高責任者です。

プログラマー

仕様に合わせてプログラムを組みます。

優秀なプログラマーはバグが少なくて動作も軽くのでゲーム開発は順調に進みますが、スキルの低いプログラマーはバグだらけで動作が重いなど開発スケジュールが遅れて苦労させられます。

デザイナー

キャラクター、UI(メニュー画面)、3Dモデルなど、担当するデザインによって必要なスキルは異なります。

シナリオライター

PRGやアドベンチャーなど、シナリオの必要なゲームで活躍します。

専任のシナリオライターがいる会社は少なく、シナリオ書きが得意なゲームプランナーが担当したり、シナリオ専門の会社に外注することが多いです。

サウンドクリエイター

ゲームのBGMや効果音を制作します。

サウンドは外注する会社が多いですが、社員数50人以上の会社だと専任のサウンドクリエイターがいることが多いです。

デバッガー

専任のデバッガーとなると、デバッグ専門会社に所属するアルバイトが大半です。

カスタマーサポート

パブリッシャーで、利用者の問い合せに回答します。

問い合せのあった仕様で不明な点があると、開発者に確認することがあります。

ローカライズ(翻訳)

アメリカ、中国、韓国などの海外に移植をする際に翻訳をします。

外注できる仕事なので、専任のいるゲーム会社はめずらしいです。

ゲーム開発の流れ

①企画書

プランナー、ディレクターの作った企画書の中から、プロデューサーが開発する企画を決定します。

基本的に、企画は別のゲーム開発と並行して、プロジェクトが開始する前に決まっています。

また、企画の概要はプロデューサーが決めて、社内のゲームプランナーや社外の会社が作った企画書をコンペ形式で決めることもあります。

②開発ラインの準備

プロデューサーが開発予算、開発スタッフ、スケジュールなどを決めて、会社から承認をもらって開発がスタートします。

③仕様書

ゲームの仕様書(設計図)を作ります。

細部の仕様はディレクターとプランナーが打ち合わせしながら詰めていきます。

開発の序盤はプログラマー、デザイナーの仕事が少ないので、チームに加わっていないことが多いです。

④データ作成

仕様書がある程度できると、プログラマーとデザイナーが開発チームに加わり、プログラムと組んだり、グラフィックのデータを作成していきます。

⑤α版(アルファ版)

ゲームの基本部分が出来上がると「ゲームとして面白いか?」をチェックして、場合によっては仕様を大きく変更します。

会社によっては、開発費の回収ができないと考えて、開発を中止することもあります。

サワト社長
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α版の定義は会社、ディレクターによってさまざまです。

⑥データ作成

α版に含まれていなかったタイトル画面、メニュー画面、残りの仕様や追加したデータを作ります。

⑦β版(ベータ版)

バグが残っていたり、ゲーム難易度の調整が不十分ではあるけれど、一通り出来上がった状態です。

開発チームや社内の別チームの人などの大人数で「ゲームとして面白いか?」をチェックします。

サワト社長
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β版も明確な定義はなく、会社によって基準が違っています。

⑧データ作成、デバッグ、調整

β版のチェックやデバッグによって仕様変更や追加したデータを作ります。

難易度の調整は軽く見られがちですが、ゲームの面白さや、ソーシャルゲームであれば売上に直結するので重要な作業です。

デバッグにはデバッガーも加わり、動作不能になるバグは徹底的になくします。

サワト社長
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残りのスケジュールによっては、仕様を削ったり、小さいバグは直さない判断をします。

⑨マスターアップ

ゲームの完成です。

マスターアップ前は残業や休日残業で忙しいので、仕事がようやく一段落します。

サワト社長
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ソーシャルゲームの場合、リリース日直前までデバッグをしたり、イベントの準備をするので、暇になることはありません。

⑩販売(リリース)

開発したゲームをようやくユーザーに遊んでもらえます。

コンシューマーもソーシャルゲームのどちらも、リリースしてたくさんのユーザーが遊ぶと、デバッグでは見つからなかったバグがたくさん見つかるので、バグ修正で忙しくなります。

サワト社長
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ソーシャルゲームの場合、最初の1~2週間で今後の売上が決まってしまうので、プロデューサーやディレクターの命運が決まります。

ゲーム業界で必要なスキルのまとめ

ゲームが好き

労働時間は長く、一日中ゲームを作る仕事をするので、ゲームが好きでないと続けることは難しいです。

チームワークがある

1本のゲームの開発では、小規模なら5人、大規模なら100人以上がチームとして関わっています。

自分勝手な協調性のないタイプは、就職できても孤立して仕事がなくなります。

人を楽しませる

「ゲームが好き」というだけならば、仕事でゲームを作るよりも、趣味でゲームを遊んでいた方が100倍楽しいです。

ゲームの仕事が向いている人は、「人を楽しませることが好きか?」が重要です。

ゲームを面白くして楽しんでもらえるなら、終電まで働いたり、土日にサービス残業してでもゲームを作りたい人でないと、ヒット作を生み出せる可能性は低くなります。

【社会人向け】ゲーム業界未経験者の転職が成功するコツは?

新卒の就職だけでなく、他の業界からの転職でもゲーム業界で働くことは可能です。

転職する難易度は働きたい職種、年齢、今までの職歴によって大きく変わります。

プログラマーはプログラムが得意、デザイナーは絵を描くのが得意など、すでに技術がないと転職は難しいです。

ゲームプランナーの場合はゲームのアイデアを考えるのが得意という技術が必要ですが、アイデアを考えるのが苦手でも、「ゲーム好きでゲーム開発をしたい」という意欲があれば、プランナーのアシスタントとして転職することも可能です。

ゲームディレクターはゲーム開発経験がないとほぼ無理です。

詳しくは関連記事:未経験でもゲーム業界に転職するコツ【年代別の必要なスキルを紹介】を読んでみてください。

【学生・フリーター向け】アルバイト・契約社員からスタート

ゲーム会社に入社する場合、社会人経験がない人は正社員に採用されにくいので、アルバイト・契約社員として入社してゲームの仕事をスタートする方法も有効です。

詳しくは関連記事:アルバイト・契約社員から正社員になる方法をあわせてご覧ください。

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